濃密ウィーク

先週は時間的に忙しいというよりも、内容の濃い一週間でした。
Googleカレンダーを見直していて前半の予定など、まだ一週間しか経っていないのかと思ってしまいます。

そのうちのいくつかを備忘録的にご紹介します。

1.ベンチャー企業の監査役就任
3月20日(金)の株主総会において、私はGreen Earth Institute株式会社の監査役に就任いたしました。
当社は独自のバイオリファイナリー技術を有したベンチャー企業です。
監査役として当社の健全な発展、成長に貢献したいと思いますので、みなさんどうぞよろしくお願いいたします。

2.士業向け業務処理システムについて
これまでのブログで当事務所の業務処理システムをご紹介してきました。
他の士業の方にもおすすめできるのではないかということで、会計士・税理士ではない士業の方にお話をお伺いする機会をいただきました。
結論から言うと、士業によって様々な業界慣行・入金スキームがありなかなか難しいなというものです。会計士・税理士なんてすごくシンプルなビジネスモデルなんですね。
でもこういうことがわかっただけでも収穫でした。

3.若手会計士の交流会において
金曜日の夜に20代~30代の会計士を集めた交流会がありました。私はこの年齢制限から外れ、もはや若手ではないので主催者に問い合わせたところ、「若手に刺激を与えて下さい!!」と参加を快諾いただきました。
結果、刺激をいただいたのはむしろ私です。
さて、そこで知り合った方と内部統制について意気投合しました。

・内部統制はやり過ぎると事業の成長の妨げになるというのは決して正しくなく、伸びている会社ほど「内部統制」を上手に使いこなしているという現場感覚が共有できました

・内部統制関連の書物ででてくる「経営者」という言葉について、一般に「経営者」というと会社の社長とかせいぜい役員クラスをイメージしますが、内部統制の様々な記述の中の「経営者」にずっと違和感を覚えていました。中には本当に社長・役員クラスを想定しているものもありますが、本来はもっと中間管理職を想定した方が理解しやすいのではないかという文脈が多くあります。私の理解は決して間違いではなかったことが確認できました。

4.慶應ビジネススクールのヘルスケア・マネジメントセミナーに参加して
2月21日(土)、28日(土)、3月21日(土)と3回にわたり開催されたセミナーが、21日(土)が最終日でした。
当初参加募集があった際、それなりの費用で10秒ほど躊躇しましたが、ちゃんと投資しなさいとの神様のお告げだと考え、申し込みました。神様は正しかった。
医療保険制度、介護保険制度の本当の背景やデータと情報の違いなど多くの気づきを得ることができましたし、グループディスカッション、交流会を通じて多くの方とご縁をいただけたことが収穫です。

http://www.kbs.keio.ac.jp/event/healthcare2015.html