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iOS12リリースに伴うfreeeの進化

iOSバージョン12が2018年9月18日にリリースされた。
今回のアップデートの注目機能はsiriのショートカット機能の実装。
siriショートカットとは、エクセルでいうマクロのようなもの。決まったことばを登録しておけばアプリの特定の動作が実行される。

クラウド会計ソフトのfreeeは即日この機能による口座の同期に対応した。
試しに使ってみたが、これはかなり便利。

freeeで多くの口座を連携させる(当事務所では現在7つの口座を連携中)と、同期を取るだけでもそれなりの時間がかかってしまう。freeeにログインしたらすぐにでも処理を始めたいのだが、これではスピードが鈍る。時間がないときなどは同期すら中途半端な状態でブラウザを閉じなければならないこともある。

今回のsiriショートカットを使えば、移動中などの時間に「Hey siri, 口座を同期して」としゃべるだけ。

設定はとても簡単。

1.iOSのfreeeアプリを起動・ログイン

2.口座一覧の画面の一番下にある「✔Added to Siri」をタップ

3.「フレーズを録音」をタップ

以上、あとはiPhoneに向かって「Hey siri, 口座を同期して」と言えば、口座の同期が始まります。

あえて難点を言うとすれば、会計事務所のように複数のアカウントにアクセスできるようになっている場合、最後にログインしたアカウントしか同期されない(っぽい)ので、これから使いたいアカウントでないと上記の機能は使えないところ。同期はされて困ることは基本的にはないので、全てのアカウントで同期を実行してくれた方がありがたい。

freeeとの出会いとtwitter

freeeとの出会い

クラウド会計ソフトfreee、

今となっては私の収入の相当な部分を占める業務の重要なインフラとなっている訳ですが、その出会いは今を遡ること5年前になります。Macでも使える会計ソフトはないものかと、コワーキングスペースで話題となっていました。そこへツバメのごとく颯爽と登場したのがfreeeという、一瞬スペルミスではないかと思ったソフト。クラウドでwebブラウザで動くソフトだからWindowsでもいけるしMacでもいけるということで、早速興味を持ちました。当時は監査法人に勤務していたので、ヘビーユーザーになることはできませんでしたが、今では私の仕事にはなくてはならない大切なサービスです。

思い起こせば、これもtwitterというSNSがあったからこそのご縁だったなと。

いま述べたような問題意識を持ちつつ、twitterでバンバン投稿していたところ、twitterでつながっていたITメディアの方から開発者の佐々木さん(現CEO)を招いてfreeeの説明会をするから意見をもらえないかとオファーをいただきました。宅配のピザをつまみながら4,5人でfreeeについてあーだこーだとディスカッションしたと記憶しています。「記憶」といったのは、その頃のfacebookを見直しても一切の投稿が見当たらず、「それは夢だったのか、いやそんなことはない、鮮明に記憶もしているし、こういうのは絶対SNSに上げている。とうとう俺も妄想と現実の区別がつかなくなりつつあるのか?」などと考えましたが、佐々木さんがまだβ版につきSNSでの拡散はご容赦下さいとおっしゃっていたような気もしてきました。

その時に大きな衝撃を受けるとともに「freeeが良い!!」と直感したのが、ベンチャー企業のCFOをやっていた佐々木さん、会計ソフトに取引を入力しようと請求書を見ていたところ、「これって誰かが1回デジタルデータにしているよね(印字されているから)。それを何で自分がもう一度手作業で打ち込まないといけないの??」という感覚。そんな問題意識がfreee開発と創業のきっかけとおっしゃっていまして、これは早晩すごいことが起こるなと感じた訳です。

その3年前の2010年頃に、勤めていた監査法人の同僚で30年後の会計業界はどうなっているのだろうかと議論していました。会計に関するデータは全てクラウド上に蓄積され、取引登録に必要な情報を自動で抽出し仕訳も自動で起票される。人の手を介するのは稀な頻度でしか発生しないイレギュラーな取引だけ。会計のもとになるデータはクラウド上に唯一無二の状態で存在し会計ソフトはそのデータを組み合わせて取引を登録するという概念。そこでは30年ぐらい経てばそんなSFのようなことも実現するのではないかぐらいの感覚でしたが、その10分の1の3年でそのコンセプトを持った会計ソフトが世に出ようとしていたのです。

そんなこんなもあり、独立した折にはfreeeをツールに、これまでにはない会計事務所の形を提示していこうと考えていて、それをいま少しずつ実現していっているところです。

freeeに期待すること

よく経理のベテランの方からは「freeeは取引の入力がやりづらい」という意見を聞くことがあります。freeeはそもそも入力なんていつまでやるつもりなの?っていう方向性な(であってほしい)のでそうした意見には左右されず、手作業ゼロの理想を追求してもらいたいです。

すでに一部の銀行とは取組がなされていますが、freeeの取引データを銀行に共有する。ここからは銀行側の話ですが、銀行は得られた膨大な取引データを解析して与信判断をする。そして銀行はその結果、融資枠、金利などの条件を事業主にプッシュ型で提示する。事業主はその条件でOKならばボタン1つで融資が実行される。これまでは沢山の書類を作成して銀行に持ち込み何週間もかかって審査を受ける。その結果審査に通らないこともあって、事業主は大きな虚無感に襲われることもしばしばだったかと思いますが、このやり方ならそうしたトラウマも経験せずに済むはずです。しかも労力はほとんどかけずに。

会計監査だってfreeeを介して自動で行うことも可能かもしれませんね。

freeeには単なる会計取引の集計ソフトという概念を超えてお金にまつわる全ての煩わしさから事業主を解放するプラットフォームになってほしい。そしてそのポテンシャルは十分にあると信じています。

私は進んでその伝道師になりましょう。

 

 

っていうか、freeeってまだ5年ぐらいしか経っていないサービスなのね...。
10年ぐらい経っているかと思っていたけど、そう思うと伸びしろありまくり。

そんな会計の未来をみてみたい方はコチラにどうぞ。
https://info.freee.co.jp/e/448252/advisor-form-/86x39n/864096463

freee5つ星アドバイザー(最高ランク)に認定されました

 

 

 

当事務所は本日、クラウド会計ソフトfreee様の5つ星アドバイザーとして認定されました。
認定アドバイザー制度は10月に改定され、星は1~5までのランクとなっています。
5つ星は最高のランクであり、2017年10月18日現在では全国で6事務所しかありません。

私自身はfreeeのβ版リリースの頃より、このプロダクトの基本理念に共感し、また将来性に大きな期待を抱いてきました。そして3年前に独立開業するにあたっては「会計ソフトはfreeeしか使わない!!」と決め、他の選択を断ってクライアントサービスを提供して参りました。

今回こうして5つ星アドバイザーに認定されたことは、クライアントの皆様に私のそうした考えを支持していただいた賜物であると思っています。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

そして、最高ランクのアドバイザーの名に恥じぬよう、クライアントサービスの質や体制を充実させていきたいと強く感じております。

今後は私の大手監査法人での上場支援経験とこのfreeeの業務知識を組み合わせ、上場準備企業にfreeeエンタープライズバージョンを導入するコンサルティングに注力いたします。

今後とも当事務所をどうぞよろしくお願いします。

 

クリニックの収益計上を極力自動化する

クリニックの会計処理の中で、保険診療の請求(レセプト)を会計システムに計上するというルーチンがあります。多くのクリニックはレセプトは電子化されており、会計処理に必要な情報は電子化されています。しかし、それを会計システムに取り込むにはいったん手作業で入力しなければならず、それほど膨大な手間ではないとはいえ、せっかくfreeeを使っているのになんとかならないかと思っていました。

freeeにはエクセルインポート機能があり、レセコンも多くはcsvデータに出力することが可能です。そこで、クライアントから入手したcsvデータからfreeeにエクセルインポートできる様式を一発で作成するマクロを作りました。

これでエクセルのマクロボタン1つ押せば、freee様式のエクセルファイルの作成、所定のフォルダへの保存まで行うことができるようになりました。

次はfreeeのAPIを勉強してfreeeへの会計処理も自動化したいと思いますが、もしかしたらレセコンシステムのどこかがfreeeに対応するようになるかもしれません(ずっとそれを期待しているのですが、なかなか出てこないので自分でマクロを作ってしまった次第です)。

【お知らせ】freeeの公認個人資格取得について

クラウド会計のfreeeが公認個人資格制度というものを開始しました。
freeeを使って効率的な業務フローを提案・導入する能力を認定する「経理コンサルタント」とfreeeを使う基礎知識を認定する「会計スペシャリスト」の2つがあり、私は「経理コンサルタント」として認定していただきました。このサイトの右上に貼ってあるロゴがそれです。

freeeを使った経理業務効率化は医業を筆頭に実績を積み重ねてきており、単なる税務顧問や記帳代行ではない付加価値を提供できるようになっていると自負しています。

今後も少しでもお役に立てるよう精進していきたいと思いますので、ご愛顧の程よろしくお願いします。

今月の月次決算(9月)

さて、今月も月次決算の作業記録を公開します。
今回は1日が土曜日だったので変則的な時間の使い方です。
①領収書をスキャンしてSTREAMEDにアップロード(今月は46枚、2016/9/29 22:57~23:05)

②データ化されたSTREAMEDの内容をチェック(2016/10/01 9:04~9:15)

③STREAMEDから経費データをCSV出力→freeeへの取込(2016/10/1 9:15~9:18)

④freeeにて経費の未決済データの消し込み(2016/10/1 9:20~9:46)→もともとのデータを修正する必要がある仕訳の対応でいつもより時間がかかった

⑤売上についてboardで請求書を発行、freeeで売上の計上(26件、2016/10/1 10:20~10:33、16:40~16:50)

⑥freeeにおいて売上仕訳調整(2016/10/1 16:51~17:04)

⑦売掛金・買掛金消し込みもれチェック(2016/10/1 17:05~17:11)

⑧月次推移チェック(2016/10/1 17:15~18:00)→今月は四半期の区切りでもあったので、通信費の計上漏れがないか(紙の請求書が来ないもの)や品目の詳細化、自動登録の新規設定などを少し丁寧に見ていきました

freee様の事例紹介をいただきました

ずいぶん前のことなのですが、クラウド会計のfreee様の取材を受け、お客様事例と認定アドバイザー紹介動画を掲載していただいています。
この画面の右側のウィジェットに貼り付けましたので、興味のある方はご覧下さい。
これからの会計事務所のビジネスモデルについて語っています。

STREAMEDのスキャン画像切り出し機能がありがたい

STREAMEDはスキャンした領収書等をデータ化してくれるクラウド経費精算サービスです。

1画像ファイル1取引としてデータ化されるため、例えば1枚の台紙に複数の領収書を貼り付けてある状態だと、いちいち画像を切り分けてアップロードする必要がありました。
これまではスマートフォンアプリであるEvernoteのScannableを使っていましたが、どうしても手間がかかっていました。

クライアントに対しては「台紙に領収書を貼り付けずにそのまま下さいね。」とお願いしていましたが、社員の経費精算など領収書をバラバラにはできないケースもありました。

STREAMEDの8月の機能アップデートでは、新たに「スキャン画像切り出し機能」が追加されました。これで上記のようなものでも楽に処理することができるようになり、地味に喜んでおります。

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クラビス(STREAMEDを提供している会社)さん、今後とも便利な機能アップデート、どうかよろしくお願いします。

クラウドサービスとオフィススタイルの実例集をいただきました

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ヴェルクの田向社長から「ワークスタイルブック」をいただきに、同社にお伺いしてきました。
この本にはオフィスの実例だけでなく、便利なクラウドサービスも紹介されています。

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ヴェルクさんが提供する請求書作成・見積書発行、クラウド業務効率化サービス「board」だけでなく、クラウド経費精算サービス「Streamed」も紹介されていました。いずれも当事務所のクライアントサービス提供、所内業務運営に欠かせないサービスです。

オフィススタイルの実例集も興味深いものが多く、直近の目標である「事務所を構える」に対してとても勉強になりました。

税務業務の見える化

今日の東京は台風18号の影響からか、1日中強い雨が降っています。

ここ数ヶ月の間に税務のクライアントが一気に増えたため、どんなタスクをいつやるべきかの整理とテンプレート化、タスク管理システムへの登録(毎月定期的にToDoリストを作ってくれて、カレンダーソフトと同期してくれる)を行っていました。こうしておくことで、やり漏れたことがないか不安になることも少なくなりますし、いずれ誰かにお願いすることになっても引き継ぎやすいと思っています。